メコンデルタ基金 of メコンデルタ研修サイト


参加型改善活動を学ぶメコンデルタ国際研修に心をよせる皆様へ

「メコンデルタ基金」へのご協力のお願い

  「参加型改善活動を学ぶメコンデルタ国際研修」は、メコンデルタの参加型労働安全衛生活動を学ぶことを目的に、東京労働安全衛生センターと労働科学研究所が運営委員会を構成し、カント労働衛生環境センターがホストとなって2000年から始まりました。2007年からは、ホストがカント医科大学に受け継がれ、現在にいたっています。
  当初は 日本人のみの参加者でしたが、次第にアジア諸国の仲間の参加が増え、その数は2014年で、15か国延べ400人を超えました。メコンデルタ国際研修に参加した人々は、その経験を各国の安全衛生活動に活用し、中小企業、農業、建設、福祉施設等で参加型安全衛生活動を行っています。またメコンデルタでは、アスベスト対策(APPLE)、中小企業や農民の環境保護活動(WIPE、GREEN)、そして中高生の環境保護教育(WINDY)を開発・実施してきました。その成果は、日本産業衛生学会、日本公衆衛生学会、日本健康福祉政策学会等で発表しました。

 2013年夏、メコンデルタ国際研修に参加した韓国、カンボジア、日本、タイ、ベトナムの参加者代表は、この参加型安全衛生ネットワークを発展させるために、以下の確認をしました。
1、各国の経験ある参加者が、毎年メコンデルタに集い、共同して研修を実施する。
2、そのための資金を各国で調達するよう努力する。
3、日本で「メコンデルタ基金」を作り、アジアの参加者の研修参加に役立てる。

 本年もメコンデルタ国際研修では、カンボジア、マレーシアからの参加者を含むアジア5か国20名が多くの学びを得て、自国の活動に活かしています。私たちは今後も参加型改善活動に興味のあるアジアの仲間を、メコンデルタ国際研修に招へいしたいと思います。そのために、「メコンデルタ基金」は重要な役割を果たします。
 以上の趣旨で、私たちは2014年5月にメコンデルタ基金運営委員会を発足させました。そして、参加型改善活動を学ぶメコンデルタ国際研修に心をよせる皆様に「メコンデルタ基金」へのご協力をお願いすることになりました。ぜひ別紙の基金要綱をお読みいただき、基金へご寄附の協力をいただきたいと思います。
 皆様のご協力を、どうぞよろしくお願い申し上げます。 

メコンデルタ基金 共同代表

                          川上 剛(メコンデルタ国際研修アドバイザー)
                      小木和孝(公益財団法人労働科学研究所)
                 中地重晴(熊本学園大学)
                               平野敏夫(特定非営利活動法人東京労働安全衛生センター)

2014年12月

メコンデルタ基金要綱

【名称】 本基金は「メコンデルタ基金」と呼びます。

【住所】 運営委員会事務局を、東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル5階 特定非営利活動法人東京労働安全衛生センター内に置きます。

【目的】 本基金は、以下の目的で使用します。
1. ベトナム社会主義共和国で行われる参加型改善活動を学ぶメコンデルタ国際研修(以下メコンデルタ国際研修と呼びます)に、海外からの参加者を招へいするための渡航費と研修費の補助。
2. メコンデルタ国際研修のウエブサイト運営資金。
3. その他基金運営委員会が、メコンデルタ国際研修運営に必要と認めた用途。

【基金の募集】 本基金の運営の為に寄付を募ります。
1. 寄付は一口1,000円以上(何口でも可能)とします。
2. 寄付はメコンデルタ基金口座への振り込み、又は現金書留による郵送とします。
3. 寄付いただいた方には、メコンデルタ基金の運用報告、メコンデルタ国際研修とそれにかかわる情報を、メーリングリストを通じて発信します。

【基金の運営】 基金の運営は、メコンデルタ基金運営委員会によって行われます。
1. 運営委員会は、共同代表、事務局長、運営委員若干名で構成します。
2. 運営委員会は、定期的に開催し、基金の状況を把握し、運用方法を決定します。
3. 共同代表は、基金を代表し、業務を総括します。
4. 事務局長は、基金の日常事務を処理します
5. 運営委員は、基金の業務を執行します。
6. 共同代表、事務局長、運営委員の任命と罷免は、運営委員会で決定し、過半数の同意をもってします。

【基金の監査】 基金に監事2名を設け、基金の運用を監査します。  
監事の任命と罷免は運営委員会で決定し、過半数の同意をもってします。

【基金の解散】 本基金の解散は、運営委員会の三分の二以上の同意をもって行い、解散時の基金処理は、運営委員会が決定します。

【基金の発足】 メコンデルタ基金は、2014年12月から発足します。

【附則】メコンデルタ基金発足の運営委員会は4月30日に行なわれ、役員体制と要綱案を討議し、要綱は12月1日をもって発効しました。

メコンデルタ基金役員体制

【運営委員会】
共同代表:川上剛、小木和孝、中地重晴、平野敏夫
事務局長:仲尾豊樹
運営委員:飯田勝泰、辻裏佳子、毛利一平、吉川悦子、吉川徹

【監 事】:佐々木幸孝(亀戸法律事務所)、安元宗弘(横須賀中央診療所)


メコンデルタ基金ご寄付振込み方法

ご寄付振込みは、金融機関ATMで、カードをご利用ください。郵便局の「払込取扱票」には対応していません。

ゆうちょ銀行ATMから振込む場合
記号   番号
10090  16576281
なまえ
メコンデルタ基金(メコンデルタキキン)

*郵便局窓口では、「電信払込み請求書・電信振替請求書」を用いることが出来ますが、5万円未満は540円、それ以上は756円の払込み料金・振替料金がかかります。その分を差し引いてお振込みください。ゆうちょ銀行ATM口座からメコンデルタ基金口座への振込み料金は無料です。



ゆうちょ銀行以外のATMから振込む場合
1. 金融機関ATMで振込み先「ゆうちょ銀行」を選択する
2. 店番のかな文字検索で「せ」を選択する
3. ATMボード版から「〇〇八」を選択する
4. 預金種目「普通預金」を選択する
5. 口座番号「1657628」と入力する。(ゆうちょ銀行の場合は8桁ですが、他金融機関からの場合は7桁です)
6. 振込先「メコンデルタキキン」が表示されます。

*ゆうちょ銀行以外のATMからは、振込み料金がかかります。その分を差し引いてお振込みください。よろしくお願いいたします。